【東京都フットサルリーグ1部 第13節】
2016年12月17日(土)葛飾区奥戸総合スポーツセンター
サンパチオフットサルクラブ 1-6 ペスカドーラ町田アスピランチ
<得点(アシスト)>
飯野(紅谷)
年内最後の都リーグ、今節の対戦相手はここまで8勝1分と負けなしで首位を走る優勝候補のペスカドーラ町田アスピランチ。
会場はサンパチオにとっては(府中サテが関東リーグ参入のため免れたが)二部降格というとっても苦い思い出がある葛飾区奥戸総合スポーツセンター。
二部降格圏の11位でシーズン終了 残留か降格か府中サテの参入戦結果待ち
この時期の体育館は寒い。にもかかわらず、ほとんどの選手がピステを着る中、すでにユニフォーム姿の紅谷、なぜだ?
試合前のミーティング、忘年会シーズンということもあり、前日に忘年会があったかどうか、抜き打ちでヒアリング。それによって出場時間に影響が出ると思った者もいたのか、正直に答える者、嘘をつく者、そこには言葉以上の駆け引きがあったに違いない。
杉村が前日飲みすぎてダウン、平松は試合当日に原因不明の足の痛みに見舞われベンチには入るものの観戦モード。
ベンチ14人のうちキーパー3人、FP10人での戦いを強いられる。
この日のスタメンはこの5人。紅谷は土屋が育児休暇に入ってから、さりげなく4試合連続のスタメンを獲得。
試合開始早々、左サイドで鯰江が1対1を仕掛けられるもここは巧く対応。
しかし、試合前「粘り強く守備ができるかどうか、先制点が大事だ」と確認したにもかかわらず、開始2分、その鯰江が守備をさぼり、あっさりと先制されてしまう。
序盤から相手のパス・シュート練習と化し、防戦一方。ほぼディフェンスに追われる時間が続くが、時折見せるカウンターから得点機を狙う。
相手コーナーを自陣でパスカットした紅谷が中央を独走、キーパーと1対1かと思われたが、そこはサンパチオ一の足の遅さを誇る紅谷、その前に相手ディフェンダーに追いつかれクリアされてしまう。誰もが同点だと思ったシーンだけに、がっかりしたのと同時にやっぱりかという雰囲気になったのは言うまでもない。
直後、本多が抜け出しキーパーと1対1!しかし、昨年末に放送された「やべっちFC 放送700回記念1時間スペシャル!」のフットサル対決に出演し、やべっちに「オネエに好かれそう」とイジられた長州こと水谷選手が立ちはだかり、得点を奪えない。
※体格が長州力に似ていることからニックネームが長州のようです。
少ないチャンスをものにできないでいると、前半7分、右サイドから中央に切り込まれ、キーパー岩本が一歩も動けないほどの強烈なミドルシュートを叩き込まれ、2点差に。これには岩本は心が折れそうになる。いや、なった?
敵ながらあっぱれなシュートに意気消沈してしまったのか、続けざまに追加点を奪われ、前半10分で3点差をつけられる苦しい展開。
そんな中、世田谷にパクられた疑惑があるセットプレーから、紅谷からボールを受けた飯野が振り向きざまで二試合連続となるゴールで1点を返す!!
しかし、流れはまったく変わらず、サンパチオ特有のふわっとした試合展開に持ち込みたかったが、相手ベンチからは「相手のペースに合わせるな」と、その後も攻め続けられ、右から、左から、中央からシュートを浴び、キーパー岩本は大忙し。
さらに追加点を許し、前半を3点のビハインドで折り返す。
後半のキックオフ、いきなり仕掛ける。裏に走り込んだ本多に紅谷が絶妙なパスを送る、本多はキーパーと1対1になるも、これもまた長州に阻まれる。
後半も前半と変わらず一方的な展開が続く。正面からの強烈なシュートにキーパー岩本は、見切ったのか、反応できなかったのか、それとも諦めたのか、いずれにせよ、一歩も受けなかったがポストに助けられる。
なかなか攻撃の突破口を見出せない中、個で局面を打開しようと紅谷がサイドから積極的な仕掛けを見せるも不発。
さらに小出もサイドからの縦突破を試みるが、相手のシュートブロックでキーパーまで届かず。
そんな中、鯰江がハーフウェイ付近でボールを奪い、ファウル覚悟の相手をあっさりと振り切り、キーパーと1対1になるも、長州の圧力に負けたのか、シュートは明後日の方向に、、、
高い位置でボールを奪い、何度か訪れた決定機もラストプレーの精度が足りず得点を挙げることができず、、、
後半半ばまで猛攻を何とか耐えるも10分に失点、さらに終了間際にも失点し、フウガドールすみだバッファローズ相手に1失点に抑えたサンパチオが誇る伝統のパテナチオはまったく機能せず、力の差をまざまざと見せつけられ終わってみれば昨シーズンと同じ6失点。
辛うじて完封負けこそ免れたものの内容的には完敗だったが、1点取れたからよしとしよう。チャンスがなかったわけじゃないんだが、、、
試合後は、今年最後ということで忘年会!
乾杯の挨拶は決まって鯰江、「乾杯!」の発声に微動だにしない飯野、いつもの光景です。
仕事で試合に来れなかったメンバーも合流し、鍋をつつきながらフットサルの話しは冒頭10分のみ(笑)
「フットサルを週3、4回やったらフットサル嫌いなっちゃうもん。週1回だから好きなんだよ」なんていう名言!?も飛び出し、あれやこれやの話で盛り上がり、忘年会らしく?二次会はカラオケへ。
サンパチオのテーマソングB’zの「ultra soul」から始まり、
宿村がBEGINの「島人ぬ宝」を大熱唱!
小池が選曲のリモコンを握りしめ司令塔ぶりを発揮、ピッチ上でも司令塔として活躍してもらいたいもんだ。
最後はみんなで肩を組んで「サライ」を大合唱!
サンパチオらしく楽しい宴となり、帰り際にイルミネーションをバッグに記念写真(謎)。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
【都リーグ暫定順位表】 第13節終了時
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 試合数 | 得失点 |
1位 | ペスカドーラ町田アスピランチ | 28 | 10 | 33 |
2位 | フウガドールすみだバッファローズ | 26 | 10 | 31 |
3位 | 美少年倶楽部 | 19 | 10 | 13 |
4位 | 情熱ロンリネス | 18 | 10 | 11 |
5位 | 蹴球狂の詩 | 16 | 11 | 4 |
6位 | SANPACHIO FUTSAL CLUB | 16 | 10 | -7 |
7位 | CAMISA | 15 | 10 | -8 |
8位 | 世田谷フットサル | 12 | 10 | -7 |
9位 | ZOTT WASEDA RAIZ | 10 | 10 | -10 |
10位 | 不動前 | 9 | 10 | -13 |
11位 | BANFF TOKYO | 6 | 11 | -22 |
12位 | DIVERTIDO八王子 | 4 | 10 | -25 |
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