「サッカーよりもゴールするチャンスが多くてそこがエキサイティングじゃないか」
フットサルの魅力について、そのように語る人は少なくない。
しかしフットサルとはいつでもどこでもそんなに愉快な競技なのだろうか。
たしかに、視界にあるゴールまでの物理的距離はサッカーよりも遥かに近い。
だが、その分ゴールの枠は圧倒的に小さく、しっかりと訓練されたチームと対峙する場合、そのゴールまでの本質的な距離は限りなくサッカーと同様のような気がしている。
そう、フットサルは決して甘くない。チャンスが適当に転がってくるようなことはないのだ。
事実、運に強く見放され、楽しさを見出せずに引退を選択する選手もいる。立花翔が活躍の場に選んでいる東京都フットサルリーグ1部は、まさにそういう世界だった。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
そんななか、立花翔のノーゴール記録はあまりにも長く続いていた。
2012年から気づけば今年でなんと5年目。
日数で計算し直すと1500日を優に超えていた。
しかし立花翔は、いつどんなときも我々が愛した立花翔だった。
そして立花翔は、誰よりもサンパチオを愛していた。
だからこそ伝えたい。
おめでとう翔。ありがとう翔。
今、もっとも愛すべき立花翔の初ゴールを祝し、そこに至るまでの軌跡の一部をここに紹介する。
立花翔 HISTORY
2012年7月21日(土) Diavolo S.P.F.C.戦
サンパチオのユニフォームを初めて着用しアップに参加、しかし登録前のためベンチ入りできず。
2012年7月28日(土) 小金井ジュール戦
ウォーミングアップでシュート練習に加わったが、順番が回る直前に練習が終了してしまう。
2012年8月4日(土) バンフ東京戦
選手登録が完了し、はじめてベンチに入る。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
2012年11月18日(日) 府中AFCサテライト戦
東京都フットサルリーグ初出場。しかし念願のデビュー戦は、0-9という歴史的大敗となってしまう。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
2012年、ノーゴール。
2013年、ノーゴール。
2014年、ノーゴール。
2015年、ノーゴール。
2016年、11月12日(土)
CAMISA戦、0-2と追い込まれた後半10分。
紅谷のアシストからついに初ゴール。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
更新され続けていた
ノーゴール記録は1575日でストップした。
サンパチオフットサルクラブが
今年最も愛すべきゴールがここにある。
ダウポンチ:山崎大輔さん・清野潤さん・中野一喜さん・荻須隆敏さん/サンパチオエンタテイメント:大川高志さん・齋藤宏佑さん・増田隆介さん/サンパチオフットサルクラブ:土屋玲太さん/日野自動車:大川聡史さん・宮坂克己さん/府ロクサッカークラブOB:久島寿樹さん・鈴木隆嗣さん/焼肉ホルモンでですけ銀座店のみなさん/ミユキ印刷のみなさん/土屋考古学研究所:萩原和也さん/富山県フットサルリーグ一部 INFINITY:早苗和晃さん
※この内容は立花翔選手の許可はとっておりません。勝手にいじらせていただいております。
最後に、ご多用のところ、ご協力くださいました皆様に、この場を借りて改めて心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました!
ブラジル発のフットサルブランドダウポンチ(DalPonte)日本を始めとする世界20カ国以上に輸出販売を行っており世界中のファンを魅了し続けている。