東京都フットサル1部リーグの第8節、蹴球狂の詩との新ダウポンチダービーを写真でざっくり振り返る。
この日は結婚式に呼ばれる者、育児休暇の者、家庭の事情でドタキャンする者、サッカーの試合を優先する者など、偶然にもスケジュールが重なってしまい、人事問題(人数が揃わない)が今シーズンも無事訪れる。
一方、対戦相手である蹴球狂はフルメンバー?
世間話をしながらそれとなく探りを入れる。
人数が少ないせいなのか、どことなく練習試合感が漂う。
試合前の円陣は紅谷が不在のため、同級生の鯰江だが、その鯰江も不在のため代理の代理で岩本が担当することとなったが、声量の違いを見せつけた。
FPは選手兼監督を含めた8人、GK3人の今季最少の11人、体力面に不安。
前半
スタメンはキーパー林に田中、杉村、飯塚、小出の5人。キックオフ直後、田中がサイドでいとも簡単にボールを奪われいきなりのピンチ、あやうく開始20秒で失点するところだったが相手のシュートミスで超命拾い。
最初の決定機は2分、ゴール前でボールを受けた飯塚、キーパーが出てきたところ逆サイドの杉村へエンジェルパス、丁寧にインサイドでシュートを放つが惜しくもゴール外のサイドネットに。
その直後には田中が右サイドを切り崩しファーポスト付近で待ち構える杉村へシュートパス。押し込むだけのようにも見えたが、インサイドで丁寧に相手キーパーにパスしてしまう。
がら空きのゴールにボールを流し込こむだけのシーンが続けざまに訪れるも決めきれず、がら空きのゴールにシュートするのは簡単そうに見えて意外と難しいのかもしれない。
先制機の流れを逃したかと思われたが、前半4分、小出が自陣でパスカットしドリブルで駆け上がる。そして左サイドの飯塚へパスを送ると得意の左足を一閃!ミドルを突き刺して先制!!
サイレントトリートメント(初ホームランをあえて無視するメジャー式の祝福)に変わる新しい祝い方「アストロズの”ガン見”」を試すも、岩本以外笑顔だし、ほぼ全員アウト(イエローカード)だし、飯塚は普通だし、小出はどうした?ん?林はどこいった?
直後にカウンターから追加点のチャンス。ここぞとばかりに全員攻めあがり、最後はゴール正面で飯塚がフィニッシュするも枠外で悔しがる。
後半7分、自陣ゴール前、絶好の位置でフリーキックを与えるピンチ、強烈なシュートはポスト内側を叩き入ったかと思われたが、ラッキーなことに逆サイドに抜けていく。
チャンスとピンチが交互に訪れる展開。そんな中迎えた前半9分、キックインのチョンドンをゴール前で綺麗に合わされ同点に追いつかれる。
試合を振り出しに戻されてしまうと、11分、杉村が見事にマークを見失ってしまい、ゴール前で合わせられ連続失点を喫し、逆転を許してしまう。
さらに前半14分、右サイドから中央に切り込まれシュートを打たれると、キーパー林が弾こうとした矢先にゴール前にいた相手にコースを変えられ失点。点差を広げられてしまう。
反撃を試みるもゴールには至らず。
相手の守備を攻略できない展開が続く中、前半残り2分、決定的シーンを迎える。ハーフウェイ付近でボールを奪った飯塚、そのまま持ち込み相手を引きつけ田中にラストパスを送るが、連続ノーゴール記録が続く男が相手では運が悪く、残念ながらアシストならず。
2点ビハインドで前半を折り返す。
後半
後半からキーパーを林から岩本に交代し、田中、杉村、立花、木下でスタートすると、後半3分、田中のアーリークロスにファーポスト付近で木下がダイレであわせゴール!!!最年長ゴール更新とはならないもののチームに勢いを与えるゴールで1点差に詰め寄る。
ここで両チームセットが変わると、偶然にもピッチ上に
サンパチオ:飯塚、飯野、小出、小池
蹴球狂:松村、小島、浅尾、小西
と、「小」から始まる名前が4人となりチハさんをヤキモキさせる。
「小」から始まる名前が多すぎるんじゃー( *`ω´)
— ちは (@rtaflv) 2018年9月8日
追い上げムードが高まる中、杉村がサイドでドリブルで仕掛けるもあっさり奪われショートカウンター、必死に追いかけるもファーできっちり合わせられ失点、再び2点差とされる。
失点直後にはドリブルで切り込まれ3人置き去りにされるもシュートはニアポストに助けられる。
その後も相手の鋭いカウンターから何度かピンチを迎えるが、どうにかこうにか凌ぐ。
杉村はなんとか挽回しようとするもシュートは打った瞬間分かる宇宙開発。
それでも後半9分、相手のパスミスをカットした小池が飯塚へとつなぎリターンをもらうと、小池のおしゃれなヒールパスから最後は小出が豪快に叩き込み再び1点差に詰め寄る!
飯野にボールを集めるざっくりな攻撃でどうにかシュートシーンは作り出す。
同点ゴールを奪えないまま試合は終盤へと突入。
後半17分、思いがけない形で同点ゴールが生まれる。
コーナーキックから鈴木が右足を振り抜くもダフる。しかしそれが功を奏しシュートは相手選手に当たり、前に出ていたキーパーの頭上をきれいな弧を描きゴールへと(決して狙ったループシュートではない)。それをゴール前にいた小出が押し込んだようにも見えたがすでに入っていたか、いずれにせよ同点に追いつく!!
自分の得点だとアピールする鈴木と小出。
結局鈴木のゴールが認められ、2016年6月以来およそ2年ぶりのゴールで無得点記録を止める。
勢いで逆転まで持ち込みたいところだったがゴール前に迫るものの得点シーンは生まれず試合終了のホイッスル。
勝利はならなかったものの勝ち点1をゲットし、試合後は焼き肉で楽しい時間を過ごしました!
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
【東京都1部第8節】SANPACHIO FUTSAL CLUB vs 蹴球狂の詩
ブラジル発のフットサルブランドダウポンチ(DalPonte)日本を始めとする世界20カ国以上に輸出販売を行っており世界中のファンを魅了し続けている。