東京都フットサル1部リーグの第3節、アトレチコ新宿戦を写真でざっくり振り返る。
5月5日、子供の日。せっかくの連休なので連勝したい一戦。
この日はキーパーが3人いたためローテーションで岩本がベンチ外、その代わりに先日膝(前十字靭帯断裂)の手術をしリハビリ中の吉野が試合に出ることはできないがベンチ入り。
試合直前の円陣、いつもの「そして~か~がやく」の部分で紅谷の声が裏返ってしまい、なんとも気合の入らぬ円陣となってしまった。
スタメンは田中、木下、安藤、鯰江、紅谷の5人。木下選手兼監督は開幕戦でできなかった「スタメン、オレ」をこの試合で決行。
前半
キックオフ早々にピンチが訪れる。「開始13秒までは気をつけて」と情熱ロンリネスの(Twitterの)中の人から事前にアドバイスをもらっていたにも関わらずピンチを招いてしまう。相手のシュートは枠を捉えらず命拾い。
(……きこえますか…きこえますか…サンパイオの…中の人… 情熱ロンリネスです…今…あなたの…心に…直接… 呼びかけています…GW…いかがお過ごしですか?前節…アトレチコ新宿に…勝ちました…でも開始13秒で…失点…してます…なので…開始13秒までは…気をつけて…頑張って…下さい…)
— 情熱ロンリネス (@JNTloneliness) 2018年5月4日
気を付けなければいけなかった開始13秒を乗り切るが、攻め込まれるシーンが続く。今シーズン初スタメンのキーパー安藤は大忙し。
立ち上がりは相手の勢いに押される形となったがカウンターから応戦。
惜しいシーンが徐々に。
すると前半10分、飯塚のシュートをキーパーが弾いたところを平松が押し込み先制!!!
先制した直後、立花にゆりかごダンスのチャンスが訪れる。こぼれ球に反応、誰もが入ったと思ったが、相手キーパーが素晴らしい反応を見せ、ゴールならず!残念。
13分にはゴール前でボール受けた飯野がうまく前を向くもシュートまでいけない。
相手の激しいディフェンスの前になかなか追加点が奪えない。
そんな中、高校の先輩後輩(土屋が先輩)のマッチアップが実現。土屋がフットサルではなかなか見ない光景?元清水エスパルスの三都主張りの裏街道で突破しベンチを沸かせたが、残念ながらシュートは可能性を感じさせないものだった。これははっきり言って練習不足だ。
前半終了直前にはキーパー安藤からのスローを受けた鯰江がシュートを放つもゴール左に外してしまう。せめて枠!!
前半を1-0で折り返す。
後半
後半の立ち上がりも前半同様に押し込まれる。
何とか耐えてきたが後半6分、カウンターから先ほどのお返しと言わんばかりに左45度デルピエロゾーンを彷彿させる”お見事”なシュートで同点にされてしまう。
さらにその直後、右サイドから中央に切り込まれシュートを打たれると、キーパー安藤が懸命に触るもののボールはゴールへ。失点かと思われたところ、必死に戻った土屋がゴールライン上でクリア!!!し切れず…こぼれたところを押し込まれ逆転を許してしまう。
これでさらに相手を勢いづかせてしまい、危ないシーンを何度か作られる。
ピンチの連続、ここは鯰江が体を投げ出しギリギリのプレーで追加点を与えない。
元チームメイト同志(小金井ジュール)ということで、負けられない戦いがあったようだ。
一部初勝利をプレゼントしてしまうことがわりと多いサンパチオだが、そうはさせじと反撃を試みる。が、木下監督の表情が物語るようにうまくいかない。
そんな中、10分過ぎに千載一遇のチャンスが巡ってくる。ゴール正面でボールを受けた田中、迷わずシュート!!
が、惜しくもボール7個分枠の外へ。
シュートではなくファーポスト付近でフリーで待ち構えていた飯塚へパスを選択していれば…仲の良さを伺えるシーンだ。
いったい、これはどういうシーンなのか…
ゴール前まで迫るも得点するに至らず歯がゆい展開が続く。
そんな中、ゴール前に走り込んできた木下に立花がエンジェルに近いパス。力み過ぎたのか、いや年齢のせいだろう、豪快に空振りし、すってんころりん…いずれにせよ最年長ゴール更新はまたもお預けとなった。
それでも後半14分。前線でボールを受けた飯野から絶妙なパスを受けた鯰江が飛び出してきた相手キーパーの頭上付近?を抜く技ありシュートが決まりようやく同点に追いつく!
残り5分を切り、互いに勝ち越しを目指して一進一退の攻防。
残り2分、勝ち越しのチャンスが訪れる。鯰江が左サイドを突破しシュートするも相手キーパーのファインセーブでヒーローにはなれず。
逆に終了間際に木下が左サイドをあっさり抜かれ大ピンチになるが、キーパー安藤がチームを救うビッグセーブ!!
互いに決定的なシーンは作りながらも、互いのキーパーの活躍でネットを揺らすことはできずタイムアップ。
辛うじて勝ち点1をゲット。せっかくの連休なので連勝したかったけど、記念すべき一部初勝利は阻止したので良しとしよう。
試合後は知る人ぞ知る中華の名店で反省会!
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
【東京都1部第3節】SANPACHIO FUTSAL CLUB vs アトレチコ新宿
ブラジル発のフットサルブランドダウポンチ(DalPonte)日本を始めとする世界20カ国以上に輸出販売を行っており世界中のファンを魅了し続けている。