2017年1月9日のDIVERTIDO八王子戦、およそ一年ぶりの出場となった大川がゴールを挙げ、これまで選手兼監督の木下が持っていたサンパチオ公式戦最年長ゴール記録を38歳5ヶ月から39歳7ヶ月に更新した。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
0-0で迎えた前半3分、自ら倒されて得たフリーキックを直接決め、2013年11月30日の美少年倶楽部相手に決めたあの”ごっつぁんゴール”以来の得点となった。
試合後、大川は「素敵な時間をありがとうございました。あれは監督からFKを蹴ろとの指示からのミラクルシュートでした。出場を歓迎してくださった皆さんと自分のおかげです。シュートは練習不足の賜物。」とコメント。
一方、記録を塗り替えられた木下は「いやぁ~、塗り替えられちゃいましたね。タカシ(大川)の誕生日は6月で、私の誕生日は12月なので、タカシが試合に出場して点を決めれば更新されちゃうのは仕方がない話しなんで、、、監督権限を使って(彼を)試合に出さないっていうのもできますが、さすがに大人気ないですよね(笑)。ただ、まさかアレが入っちゃうなんてって思いましたが(笑)まぁ別に塗り替えられても来シーズンまた塗り替えれば良いだけの話しなんで、舎弟の鯰江にエンジェルパスを出させるよう特訓します。」と話した。
世界一のサンパチフリークと自ら語るサンパッチー二氏は「まさに結果が全てではないという事を体現してくれたと思います。あの試合、彼のパフォーマンスは素晴らしいものでした。9.5点を与えたいです。自らのゴール。そして、相手チームへのご褒美ともいえるゴールのお膳立て。彼は試合を凌駕し、全てをコントロールしていたように感じます。恐らく、先制点のゴールだけであればあまり評価はできなかったでしょう。彼はその場を盛り上げる方法を知っています。その為にエサを巻き、準備を整え、実践していく事は彼にとっては難しいことではない。もう雲の上の存在なのだ。彼は今年で40歳になり、今後もピッチにいる時間は少ないかもしれないが、持ち前の貪欲さ、アグレッシブさで会場を沸かせほしい。」と語った。
来シーズンも木下、大川を中心に最年長ゴール記録争いは繰り広げられるに違いない。
そこに割って入るベテラン選手はいるのか。
来シーズンも目が離せない。
【サンパチオ公式戦最年長ゴール記録】
39歳7ヶ月 大川 2017年01月09日(vs DIVERTIDO八王子戦)
38歳5ヶ月 木下 2016年05月14日(vs BANFF TOKYO)
34歳7ヶ月 梨木 2011年07月10日(vs tarooooo)
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