【東京都フットサルリーグ1部 第9節】
2016年9月17日(土)立川泉体育館
サンパチオフットサルクラブ 3-2 世田谷フットサル
<得点>
本多、飯塚×2
今シーズン二度目となるホーム府中で試合。
朝一番の試合だからか?いや、ただ単に第一試合目だから観る試合がなかっただけか?普段ほとんどストレッチをしない杉村がこの日は入念にストレッチ。
前節に引き続き、あまり勝率が良くないと言われる青ユニをチョイス。
スタメンはこの5人。土屋はなんと5試合連続スタメン!やはり監督に贈り物か何かを、、、疑念を抱くメンバーもちらほら。
子守りのためスタンド観戦となったベテラン勢が守る中、キックオフ!!
サンパチオ特有のふわっとした立ち上がりで相手のリズムを狂わそうとするも、そう簡単にはいかず、相手の細かいパス回しにディフェンスの時間が続く。
すると4分、宿村がバイエルンのドイツ代表ボアテングまでとはいかないものの尻もちをつくほどの鋭いシュートフェイントで交わされてしまい、キーパーと1対1に。
失点覚悟のピンチ。最後に立ちはだかったキーパー岩本は、最後まで動かずに相手と対峙すると、交わしにきたところをギリギリで弾き出し、窮地を救うビッグセーブ!!
序盤に訪れた大ピンチを防いだ岩本は試合後、「前半のあの場面で止められたのは大きい。あそこで決められていたら、流れがどうなるか分からなかった」とコメント。
ボールを回されても粘り強く対応しチャンスを伺う展開。
そんな中迎えた16分、都リーグ屈指の身長380cmの足の長さに間合いが掴み切れなかったのか、本多がハーフ付近でボールをカット、それを見て土屋がゴール前に猛ダッシュ、本多は土屋が見えていたのか見えていなかったのか、それを無視してキーパーとの1対1を冷静に流し込み、今シーズン初ゴールで先制する!!
直後、追加点を狙いに前節の不動前戦で調子の良かった左利き3人+小出セットを送り込むと、相手ベンチから「左利きが3人から注意しろ!」と。バレてるのか、、、苦笑。そしてこちらのベンチでは紅谷が「あ、オレ、また漏れた、、」と。
しかし、前節のようにうまくフィニッシュまで持っていく事が出来ず、逆に中途半端なクリアボールを拾われショートカウンター、対応が後手に回りすぐに同点に追いつかれてしまう。
直後、アモーレが観戦に訪れていた杉村に二度チャンスが訪れるも決められず、ノーゴール記録を継続。入念にストレッチしていたのはもしかして、、、
あわや失点という場面が何度かあったか、頼れる守護神の活躍で何とか最少失点に抑え、前半を1-1で折り返す。
後半、立て続けに攻め込まれる時間もバレー部出身のキーパー岩本が得意のレシーブで跳ね返す!!うまく上がったかに思えたがセッターには返らずアタックまではもっていけず笑。
スコアが動いたの後半10分過ぎ。宿村の不用意なパスに小池が自陣ゴール前でボールが奪われ、キーパー1対1、これにはさすがに岩本もどうすることも出来ず、逆転を許す。
やってしまった小池は顔面蒼白でなぜかベンチに戻ってくる。交代を要求か?しかし木下監督はそれを拒否し追い返す。
残り6分で1-2の1点のビハインドの状況、ここから誰も予想だにしない飯塚劇場第二幕が開演する。左サイドキックインから今シーズン絶好調の飯塚がチョンドンを豪快にゴールニア上に決めて同点!!!
ベンチで飯塚を迎えた小池はたまらず「飯塚さん、ありがとう」と、安堵の表情を浮かべる。
不動前戦の再現とばかりに、押せ押せに!
ショートカウンター、土屋がドリブルで持ち込み飯塚へパス、それを受けた飯塚は逆サイドに走り込んできた宿村へゴールへ流し込むだけの最高のパスを送る。
ベンチの誰もがゴールを確信し飛び出す。しかし、長い距離を走ったせいか、足がもつれボールはとんでもない方向へ、、その瞬間まるで吉本新喜劇のようにベンチ全員ずっこけ。
一瞬ゴールを突き抜けたのかと目を疑ったが、やはりノーゴール。絶好の決定機を逃し、このまま試合終了かと思われた残り36秒、右コーナーキックからの浮き球を飯塚がそのままダイレクトボレーでゴール右に突き刺し逆転!!!!!
喜びのあまり数名ピッチ内に足が入っているようにも見えるが、イエローカードは出ず。
前節に続き、逆転勝ちというビールが最高に旨い勝ち方で今シーズン4勝目!!
これで4勝2敗1分の勝ち点13。例年通りならほぼ残留は確定か!?
試合後は首位攻防戦には後ろ髪を惹かれることなく試合会場をあとにし、ビール&餃子で祝勝会!逆転勝利の余韻に浸りつつ、皆で飲むビールは格別に美味かったです。冴えない顔が一人いますが、、
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】、@ckey
東京都1部第9節結果
【東京都1部第9節】世田谷フットサル vs SANPACHIO FUTSAL CLUB
【都リーグ暫定順位表】 第9節終了時
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 試合数 | 得失点 |
1位 | ペスカドーラ町田アスピランチ | 22 | 8 | 24 |
2位 | フウガドールすみだバッファローズ | 17 | 7 | 21 |
3位 | 美少年倶楽部 | 15 | 6 | 14 |
4位 | CAMISA | 15 | 8 | -4 |
5位 | 蹴球狂の詩 | 13 | 9 | 3 |
6位 | SANPACHIO FUTSAL CLUB | 13 | 7 | -1 |
7位 | 情熱ロンリネス | 12 | 8 | 3 |
8位 | ZOTT WASEDA RAIZ | 7 | 7 | -8 |
9位 | 世田谷フットサル | 6 | 6 | -5 |
10位 | 不動前 | 3 | 6 | -11 |
11位 | BANFF TOKYO | 3 | 8 | -20 |
12位 | DIVERTIDO八王子 | 0 | 6 | -16 |
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