都リーグ最終戦、伝統のパテナチオで一昨年シーズンの再現を狙うもフウガバッファローズに1-3で完敗

東京都フットサル1部リーグの最終戦、完敗だったフウガドールすみだバッファローズ戦をあたかも善戦したかのように写真でざっくり振り返る。

 

2018シーズン最終戦、勝てば優勝というフウガバッファローズとの一戦。忙しい師走ということもあり、仕事で来れないメンバーが多く今季最少9人での戦いを強いられる。

 

もしかしたらラストサンパチオになるかもしれない田中、一度キャプテンマークを巻いてみたいという本人たっての希望によりこの日のゲームキャプテンを任される。

 

相手キックオフで前半が始まる。

 

前半

キーパー岩本に田中、杉村、平松、木下の5人でスタート。

何のためだったのかは謎だが、そのわずか3秒後に木下から戸木にしれっとチェンジ。

 

強くて早くて巧くて若くてそんなチームに勝つにはサンパチオ伝統のパテナチオ、超ディフェンシブな戦い方を選択。

 

しかし前半2分、右サイドから中央に切り込まれると、キーパー岩本が一歩も動けないほどの強烈なミドルシュートを叩き込まれ、絶対に与えたくなかった先制点を許してしまう。

 

これ以上点差をつけられることは避けたいと、いつも以上に集中して気持ちのこもったディフェンスで、立て続けの失点は何とか回避する。

 

ファーストチャンスは前半6分、相手のコーナーをカットし一気にカウンター、飯野から小出へと繋ぎ、ゴール前に駆け上がってきた木下へラストパスを送るが、40オーバーには若干強めのパスとなってしまい、ボールは木下の前方2mほど先を通過、残念ながらアシストならず、、、

(得点こそならなかったが狙い通り。)

 

次々にサンパチオゴールに襲いかかってくるが、体を張って相手のシュートをブロックし、追加点を許さず!

 

年齢差20歳くらいはあるであろうベテランの木下も頑張ってディフェンス!!

 

精度の高いセットプレーから、「あ、やられた」と誰もが思うようなシーンが何度か訪れるがキーパー岩本を中心にふんばる。

 

守備の意識を多めに持ち、ワンチャンスを待つ展開。

 

しかし前線からの圧に押されその糸口がつかめない。

 

そんな中、飯野が飯野らしさを見せ始める。

前半11分には、自陣深くでボールをカット、相手キーパーが前に出ていたのをみて意表を突く超ロングシュートを放つも、惜しくもバーの上を大きく外れる。

さらには個の力で局面を打開。

 

ひたすら守り続ける戦い方は身心ともにかなりの負担、前半残り5分に普段使うことはないタイムアウトを取ってリフレッシュ!

 

するとタイムアウト明け直後にビッグチャンスが訪れる。平松が自陣でパスカット、それを杉村にあずけリターンをもらうと、ゴール前に絶妙なパスを通し杉村が相手キーパーと1対1に!!しかしキーパーのファインセーブで決められず、ベンチからは「そこで決めなきゃいつ決めるの?」との声が。

前半終了間際には決定的なピンチを迎える。相手陣内深くまで攻め込むもボールを奪われ一気にカウンター、キーパー岩本が飛び出しわずかにボール2個分それる。

 

決定的なシーンを何度か作られるがポストに助けられたり相手のミスにも助けられ、最少失点で前半を折り返す。

 

 

後半

キーパー岩本はそのまま、田中、杉村、木下、平松でスタートすると、開始早々、接触プレーで相手選手が倒れファールと思われたが笛はならずプレー続行、そのボールを拾った平松がしれっとシュートを放つもわずかに枠の外。

 

後半も前半と変わらずかなり前方からプレッシャーを受け四苦八苦。

 

どうにかこうかしてプレスをかいくぐって杉村、田中がサイドから積極的な仕掛けを見せるも、そんなのお見通しよと言わんばかりにシャットアウトされてしまう。

 

なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない中、飯野が躍動する。

 

後半6分には飯野が個人技でシュートシーンを作り出す。飯野のシュートは相手選手に当たってコースが変わり、一瞬ベンチもざわつくが惜しくもゴール左へ。

 

サンパチオ陣内でハーフコートゲームの展開、ゴールを脅かされるシーンが続いたが、キーパー岩本の好セーブで得点を許さない。

 

粘り強く粘り強くディフェンス、いつも以上に。いや、今シーズン一番。

 

倍以上シュートを打たれるものの点差はわずか1点、接戦風を演じてきたが、徐々に体力の消耗と共に寄せが甘くなってきた後半8分、ミドルシュートをキーパー岩本が弾いたところを押し込まれ2点差に。

 

2点を追う展開の中、何かやってくれそうな雰囲気があった飯野を投入すると、後半10分、ハーフウェイ付近でボールを奪った飯野、そのままドリブルで持ち込みシュートすると、サイドネットに突き刺すファインゴールで1点を返す!!

 

喜びも束の間、その直後の後半11分、左サイドを突破されシュートはわずかに反れゴールクリアランス。キーパー岩本が時間を十分を使ってしまい笛の音が鳴り響く。いわゆる4秒ルールってやつで一転ピンチに。

それ、壁に作り方合ってる?ところをきっちり決められ再び2点差に。

 

失点直後、小出が自陣からドリブルで仕掛けたところボールを奪われしまい、ショートカウンターで1対3の圧倒的ピンチを迎えるが、キーパー岩本のビッグセーブで失点を免れる。

 

その後、ボールを奪ってカウンター攻撃になりそうなシーンはあるものの、”一人で何とかして来い”状態では相手ゴールを脅かすまでには至らず。

 

後半14分、シンプルに飯野に預け、オーバーラップした立花がフリーとなりシュートか中に折り返したのかどちらか定かではないが相手キーパーを慌てさせることに成功する。

 

田中は味方のボールを奪って逃走、ゴール前まで持ち込みシュートするも、ラストサンパチオになるかもという思いからか、力んでしまい大きく枠を外れてしまう。

 

後半残り4分ほど、相手は5ファウルを達成、するとプレスの強度が少し弱まると、飯野がドリブルで切り込みシュートするシーンが2回ほど、いずれもキーパー正面。

 

後半残り3分ほどでタイムアウトを取ると、ボールの後がくっきり残ったほどの強烈なシュートを何本も浴びたキーパー岩本は心身ともに疲労困憊。

 

試合も終盤になると、飯野頼みの攻撃もそろそろ限界。HPも残りわずかとなり、パルプンテを唱えられるほどMPも残っておらず、にっちもさっちもどうにもブルドッグ状態。

 

いよいよお手上げ。

 

勝てばものすごくおいしい状況でしたが一昨年シーズンの再現ならず…やはり一枚も二枚も上手でスコア以上に完敗。

 

写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】

東京都1部第12節結果

【東京都1部第12節】フウガすみだバッファローズ vs SANPACHIO FUTSAL CLUB

 

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