東京都フットサル1部リーグの第6節、ベテラン勢が予想以上の活躍をしたFUTURO戦を写真でざっくり振り返る。
今シーズン最も楽しみにしていた一戦、公式戦での対戦はなく今回が初顔合わせ。
いつものメンバーがお盆で帰省×2、結婚式にお呼ばれ×2、不明×2で欠場と、(揃わないため)そこで思い切ってベテラン勢を緊急召集。
久しぶりの都リーグの雰囲気に少々緊張気味?のベテランたち、入念にストレッチするフリをする。
横断幕係の小池&鯰江不在により、土屋、戸木、立花で対応する。
しかし、チハさんから「右2枚と左2枚の張る高さが何故か違うので70点です笑」と、大きく減点されてしまう。
試合直前、土屋を中心に集合写真のフォーメーションについて入念に打ち合わせ。
真剣な眼差しで聞く中、大川会長は目を閉じ集中力を高める。
紅谷不在により試合前の円陣は同級生の鯰江が担当することとなったが、恥じらいを捨てきれず、いまいち。改めて紅谷の存在を感じる。
スターティング5はキーパー安藤(33)に、FPは高橋(41)、大川(41)、鈴木(38)、木下(40)の平均年齢40歳のベテランセット。
前半
キックオフ時点でのピッチ内の平均年齢は高め。
開始20秒いきなり危ないシーンが。右サイドを突破され、折り返されたところ早くも失点か!と思われたが、キーパー安藤がファインセーブ!!
キックオフから2分間、ボールをほぼ支配され自陣第2PK内側に釘付けとなるが、どうにかこうにか無失点に抑える上々の出来。
杉村、鯰江、平松、土屋がピッチに立つと、ベテランたちのゆったりとした展開からギアチェンジ、緩急で相手を揺さぶる。
すると前半4分、左サイドから浮き玉のパスを受けた鯰江がダイレクトボレーシュートを放つと、鋭いボールは相手キーパーの手を弾き、ネットに吸い込まれ先制!!
さらに追加点のチャンス!戸木がハーフウェイ付近で相手のトラップミスを見逃さずボール奪取。そのまま持ち込みシュートするも、誰もが「ああやっぱりか」と思う結果に。
相手の巧みなパスワークに翻弄されゴールを脅かされるも、体を張ったディフェンスやキーパー安藤のファインセーブで得点を許さない。
鯰江が執拗にボールに絡み続け、ベテランたちの運動量をなさをカバーする。
ちょっとぶつかっただけなのに審判さんも思わず笑ってほどあっさり転んでしまった大川会長。もちろんノーファール。
ボールを回されても粘り強く対応しチャンスを伺う展開。
そんな中迎えた前半16分、飯野からボールを受けた鯰江が相手ともつれながらもニア上にシュートをねじ込み追加点!!!
高橋、お得意の得点シーンにまったく関わっていないのに、あたかも自分が得点を挙げたかのようにハイタッチ。
その直後、左サイドでボールを受けた木下がファーポスト付近にいた高橋めがけてライナー性のボールを放り込むと、それを胸で押し込みゴール!!!
メンバーの誰もがビックリ、「嘘でしょ!?ゴールしちゃったよ!!」と思ったが、審判さんも思わずニンマリ、きっと同じことを思ったに違いない。
これで完全に流れを呼び寄せると、杉村からのボールを前線で受けた大川(聡)、迷わずダイレクトシュートするも明後日の方向へ飛んでしまうが、なんとなんと相手選手の脚に当たってコースが変わりオウンゴールで追加点!!!
オウンゴールと分かりながらもこの喜びよう。そのおかげかどうかは定かではないが、試合後審判団の協議によりゴールが認められる。
さらにさらにその1分後、戸木がハーフウェイ付近でボールカットし、前線に残っていた?大川(聡)へ。
大川はワンツーからのリターンをもらおうと必死に駆け上がってきた戸木を無視し、丁寧なインサイドで流し込み正真正銘のゴール!!!
これには、スタンドで観戦していた息子と甥(大川会長の息子)も大喜び!!
ゴールシーンに満足してしまったのか、そのすぐ後にはお父さんたちが試合に出ているにもかかわず息子たちの集中力が切れる…
サンパチオにしては珍しくゴールラッシュでなんと前半を5-0で折り返す。
後半
後半立ち上がり、大川会長にビッグチャンスが訪れる。鯰江が右サイドからファーポスト付近で待ち構える大川へ鋭いパスを送る。押し込むだけかと思われたが、空振りに近いシュートミスでビッグチャンスを逃す。このプレーで力尽きてしまったのか、自ら交代を要求。
後半4分、ここまで辛抱強く耐えてきたが1点を失ってしまう。
後半序盤で足が止まり始めるベテランたち。寄せが甘くなりシュートを打たれるシーンが増え、後半から代わって入ったキーパー林は大忙し。
押し込まれる時間帯が続き、なかなか攻撃の良い形を作れない中、不思議とベテランたちにはチャンスが巡ってくる。
キーパー林から前線の飯野へロングフィードが通り、中に折り返す。そこに走りこんできたのは高橋。目の前に相手キーパーだけという決定機、まさかのこの試合2点目かと思われたがダイレクトで合わせたシュートはヒットせず、ループ気味にバーの上へ。
さらに大川会長にこの試合二度目のビッグチャンス!杉村が中央を抜け出し大川へラストパス。大川は慎重にトラップしキーパーと1対1。狙いを定めインフロント気味のシュートは惜しくも右ポスト直撃でゴールならず。
後半も半ば過ぎになると、ベテランたちの足が完全に止まったのは言うまでもないが、ここまでベテランたちの運動量をなさをカバーし攻守に大活躍の鯰江にも疲れが見え始め、自ら交代を要求するシーンも。
空調を味方にして集中を切らさず、最後のところで踏ん張り4点のリードを保ったまま終盤へ。
後半残り3分、警戒していたピヴォ当てからサンパチオベンチから感嘆のため息が漏れるほどのフェイクで戸木が翻弄されニア上ズドンで1点を返されてしまう。
がっくしする飯野と戸木。
失点直後のキックオフ。戸木から飯野へ縦パスが入ると振り向きざまにファーポストを狙ったはずのシュートがニアポスト内側に当たりゴール!!「腰が回らずニアに・・・」は本人後日談。
やっぱりベンチにハイタッチしにくる高橋。
残り2分、何とか爪痕を残したい大川会長、高橋に代わってピッチインするもすでにガス欠状態だったか、一瞬のスピードについていけず失点に絡む。
だが、カウンターでチャンスとみるといなや最後の力を振り絞り最後尾から走り出し貪欲な姿勢を見せるが得点には至らず。
残り1分、兄(大川会長)に負けじと弟(大川聡)も貪欲にゴールを狙う。
前半のリードを守りきり、これで今シーズン3勝目!!
試合後、ベテランたちはここぞとばかりに記念撮影をお願いすると快く応じてくださいました!
表情はとても清々しく、精一杯やりきった満足感を漂わせていた。
そのあとは焼肉で祝勝会!!!
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】、チハさん
【東京都1部第6節】FUTURO vs SANPACHIO FUTSAL CLUB
ブラジル発のフットサルブランドダウポンチ(DalPonte)日本を始めとする世界20カ国以上に輸出販売を行っており世界中のファンを魅了し続けている。