監督不在もなんのその!CAMISAを3-1で着こなし、ほぼほぼ残留決まり!!!

【東京都フットサルリーグ1部 第11節】

2017年10月28日(土)エスフォルタアリーナ八王子サブアリーナ

サンパチオフットサルクラブ 3-1 CAMISA

<得点>()内はアシスト

前半01分 1-0 飯塚(戸木)
前半07分 2-0 戸木(紅谷)
前半19分 3-0 飯塚(紅谷)

後半09分 3-1 失点

 

夏も過ぎ、ようやく涼しくなってきたことにより、体力面の心配も少なくなってきたが、前の週は、台風により選手権が延期、そして選挙のため体育館が使えず練習もできず、コンディション面で多少の不安を抱えつつ、残留に向けた大一番。

この日、カメラマン兼監督の木下が子供の幼稚園イベントで不在、代わってカメラマン代行兼監督代行を務めたのは土屋。写真があまり撮れず、役不足感が否めない。さらにサインプレーの確認を鯰江に任せるところにも不安がよぎる。

 

サンパチオでの都リーグ無失点記録を30年に伸ばしている安藤が登録後初のメンバー入り。集合写真はお馴染みの新メンバーを中心に。

 

木下監督から代行を務めた土屋に渡された、20周年のエンブレムが入ったノート。ここに何が書かれているかは秘密。

 

2ヶ月間動いていない土屋監督代行に「スタメン俺」をやる勇気はなく、スタメンは安藤、秋山、飯塚、戸木、紅谷の5人。注目はGKの安藤。都リーグ屈指のイケメン。今はあまり見なくなった、キーパーグローブをする姿に、今後、フットサル界でも流行するか動向が気になるところ。

 

いつもながらゆったりとした入りだったが、開始53秒に思わぬ形で試合が動く。

自陣ゴール付近での相手のキックイン。いわゆるチョンドンをブロックに入った戸木がお尻にあて飯塚に落とし、飯塚はクリアーと疑われるような適当なロングシュートを放つと、なんとそれが決まり先制!!

戸木は見事なアシストでサンパチオ初アシストを記録。

飯塚は「相手のキーパーが前に出ていたので狙った」と言い張るが実際のところは分からない。どちらにしても、幸先のよいスタートを切る。

 

この先制パンチで試合の流れを引き寄せると、カウンターを中心に決定機を作る。

4分には、飯野のシュートパスに反応した鯰江がシュートするも、これは惜しくもサイドネット。

さらに5分には、安藤の絶妙なロングフィードに反応した本多、高さを活かした胸トラップで相手キーパーと1対1の状況を作り出すもあと1歩が出ず・・時間が止まったかのように動きも止まり、シュートまで持って行けず。年を感じさせた。

追加点が生まれたのは前半7分。

左コーナー付近でパスを受けた紅谷がキープから前を向いて逆サイドに走っていた戸木へパス、それを流し込んで嬉しい移籍後初ゴール!!!いつもの流れであれば完全に外すパターンだったが、この日はその役周りではなかったようだ。

 

その後はやはり優勝経験のあるCAMISAのパスワークに翻弄されながらも、安藤を中心に相手に得点を与えない。

 

13分にはカウンターから中央を抜け出され決定的なピンチを迎えるが、わずかに枠を外れ難を逃れる。

 

前半残り2分、追加点が欲しい状況で、土屋監督代行から「点取ってきて」と言われ、ピッチに送り込まれた飯塚。ピヴォに入った紅谷の落としを飯塚がシュート。それがゴールに流れ込み追加点!!!

これで飯塚はサンパチオ得点ランキングトップに返り咲き、サンパチオ7不思議の呪縛から完全に解放されたか?

 

飯塚のこの日2点目となるゴールで3-0とし、イケイケ状態。

その直後、「今日は気持ちよく走れてる」とベンチでもテンションの高い秋山に、ビックチャンスが訪れる。カウンターからゴール前に折り返され、あとはゴールに流し込むだけという所だったが、ボールは枠の外へ・・・ベンチは全員ずっこけ、秋山本人も頭をかかえる。

 

さらにその直後にも秋山にゴールに流し込むだけの同じようなビックチャンスが訪れるも、やはりボールは枠の外へ・・・今度は顔を覆う。

 

その時、メンバー全員思い出した。2年前の決起集会で「簡単に見えるようなシュートを失敗していい」資格試験に合格していたことを。

 

秋山が存分に”らしさ”を発揮したところで前半終了。3-0で折り返す。

 

ハーフタイム。

いくら資格を持っているとはいえ、さすがにショックだったのか、肩を落とす秋山。

 

ついには膝に手をつき、ショックを隠しきれない秋山。

 

さて、後半。

後半立ち上がりも相手ペースは変わらないが、お得意のカウンターでチャンスを作り出す。

2分、左サイドでボールを受けた杉村が中央に走りこんだ立花に絶妙なパスを通すも、力んでしまったのか、シュートは枠を外れる。

 

飯塚、小池、田中などがキーパーとの1対1のシーンを作るも相手ゴールキーパーが幾度となく立ちはだかる。

 

この日、4年前の決起集会で注目を集め、サンパチオメンバーも一目置く、紅谷の父明彦さんが応援にかけつける中、紅谷が魅せる。

カウンターから決定的なピンチでは体を投げ出して必死のクリア!!

 

アゴをつかまれながらもシュート!!!

得点こそなかったもの、息子の頑張っている姿に父明彦はほくそ笑んだに違いない。

 

後半も半ばに差し掛かかる時間帯、監督代行の土屋が数か月ぶりにピッチに立つも何もできず、逆に相手に得点を与えてしまう。安藤はこの失点で、無失点記録が途絶えてしまうが、「プレッシャーから解放されて動きが良くなった」とコメント。

 

その言葉通り、この失点で流れが相手に傾き、ディフェンスに追われる時間が続くが、安藤のビックセーブ連発で追加点を許さない。

 

残り5分で2点差。安心できる点差ではない。若い田中を中心に、相手ゴールへ襲いかかるも得点が奪えない。

 

そんな中、左サイドで突破をした田中が深い位置で相手キーパーと1対1。中には秋山が走り込む。ドフリーの状況だったが、前半のシーンがよぎったのか、田中は自らシュートを選択するもキーパーに防がれる。秋山にパスしていれば・・・。外してたか。

 

そんな秋山に、三度ビックチャンスが訪れる。カウンターから杉村が飛び出し、逆サイドを走っていた秋山へパス。キーパーと1対1の状況だったが、やはりシュートは枠の外へ。もはや誰もが笑うしかない。さすがです。

 

「1度、タイムアウトを取ってみたい」と言っていた土屋監督代行だが、相手のパワープレーを恐れて、タイムアウトを取る勇気が無く、そのまま試合終了。

これでほぼほぼ残留決まりか。ベテラン勢がザワつき始めたとか。

 

写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】

東京都1部第11節結果

【東京都1部第11節】CAMISA vs SANPACHIO FUTSAL CLUB

 

第11節終了時の暫定順位表と勝敗表

 

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