こんにちは。先日、40歳になりました。大川高志です。
中澤佑二さん、柳沢敦さん、安室奈美恵さんが同い年です。
ラウール・ゴンザレスさんやティエリ・アンリさんも同い年です。
中田英寿さんは学年が一つ上になるようですが、同じ1977年生まれだそうです。
中村俊輔さんは一つ下になります。
今、サンパチオ編集者様から「40歳になったということで一言お願いします、一言でなくても大丈夫です」とのオーダーをいただきまして、半ば強制的にそれなりの長さの文章を書かされています。
えー、とにかく40歳になりました。
40歳、40歳、何度言っても40歳なのですが、予想通りなかなか印象度の高い誕生日だったなと数日前のことを思い出します。
十の位が変わる誕生日というのは20歳、30歳とあって(10歳になったときのことは忘れました)、これらはどれも若干のイベント感があったように思うのですが、40歳は、腹の奥にズンと圧が来るようなそんなインパクトがありました。
もちろんお腹周りの脂肪のことも理由の一つではあると思いますが、それだけが理由ではない何がしかのインパクトが。
振り返ると、20歳はなんか浮かれましたよね。
法律的なことに起因しているのでしょうか。
大げさに言うと自由を手に入れたような喜びがありました。
30歳は、同い年が一斉にミソジ(三十路)という響きに酔っていた印象。
結婚が、仕事が、子供が、親が、となにかにつけてやばいね、やばいね、と言いながらも状況を楽しんでいたような。
そして40歳ですが、最初にズンと来たのは両親からのメールです。
ぼくの両親は非常に元気でいてくれており、ちょくちょく顔も合わせますし、それはとてもありがたいことなのですが、まさかその日の朝、ふたりが別々にメールを送ってくるとは想像できていませんでした。
母「40歳!早いですねー!充実した40歳になりますように、、、。」
父「もう40才か!半分きたな!」
とのこと。
ありがたいのですが、メールを開いてまず目に飛び込んでくる40の数字。
数ヶ月前から「2017年は40歳」的な話題は会社でも親戚との席でもたくさんあって、”よんじゅう”という単語を何度も口にはしていたものの、それを数字で見せられたときに、重さのある衝撃がありました。
40という数字からくる問答無用のおっさん感、
どこか不吉な4の雰囲気、
しじゅうと発音するといっそう深みが増してくる40歳。
そして「充実した40歳になりますように、、、。」の「、、、。」がさらに不安を募らせてくるではありませんかお母さん。
「半分きたな!」
と人生に限りがあることを痛烈に感じさせるフレーズもまた、自分の1.5倍先を生きる親に言われると哲学的なものを感じざるを得ませんでした。
お母さんお父さん、40歳には一体に何があるというのですか。
これらのちょっとした両親とのやりとりからも、40歳がこれまでの誕生日とは何かが違うと感じざるを得ず、40歳とはやはりメモリアルバースデーなんだなと実感した次第でございます。
そんな風な誕生日の朝が過ぎ、40という数字が気になったその夜。息子とのこんなやりとりをしました。
息子は4歳なので人生経験はぼくの10分の1。
このまだ算数のできない人はぼくの40歳の意味をどのように感じているのか気になったのです。
息子はぼくが何歳になったのかを尋ねると
「40歳!」
と答えます。
よしじゃあ数字を数えてみてくれと言うと息子は1、2、3、4、5、と数えだしました。
21、22、23、と順調だった息子でしたが、30から上を知らないという事態。
しかも30まで数えたときには息も切れているような状態です。
よしじゃあこのあとは一緒に数えようと伝え、息を切らした息子をもう一度奮起させました。
36、37、38、39、40、そのときです。
「ここだ!!」
40はここだ40歳はここだ、ぼくはここだぞと大きめの声で言いました。
きょとんとする息子に今度は、またはじめから数えてみてくれ! と言いました。
息子が、1、2、3、4と数えたところで、
「そこだ!!!!! きみはそこだ! わかったか! さっきのがぼく、いまのがきみ。」
それが40歳と4歳なんだと教えておきました。
先日、36歳で現役プロサッカー選手を続けるパトリス・エヴラさんが「年齢なんてただの数字さ」とコメントしたと、どこかで聞きましたが、本当にそうなのでしょうか。
とにかくだらだら書こうと思ったので、内容が良いかどうかもよく考えずにここまできました。
それなりに長くなりましたが、これからはじまる40歳を楽しく過ごそうと思います。
そして楽しく過ごすためには多少のフットサルが必要だな、そう思う40歳でした。
役所から健康診断のお便りも届きました。
ブラジル発のフットサルブランドダウポンチ(DalPonte)日本を始めとする世界20カ国以上に輸出販売を行っており世界中のファンを魅了し続けている。