【東京都フットサルリーグ1部 第5節】
2016年6月4日(土)八王子市富士森体育館(旧八王子市民体育館)
サンパチオフットサルクラブ 2-4 ZOTT WASEDA RAIZ
<得点(アシスト)>
土屋(田中)、田中(土屋)
ビューティダービー、府中ダービーと並ぶ3大ダービーのひとつ、ダウポンチダービー。今季RAIZの一部昇格により都リーグの舞台で実現、絶対に負けたくない一戦。
この日はダウポンチさんに協賛してもらったお揃いのウェアでウォーミングアップ。やっぱりサンパチオらしくないような、、、
こんなことは後にも先にもないであろうから記念撮影♪あれ?か、監督、、、そのエンブレム、どこかで見たことあるような、、、
改修後初となる八王子市民体育館、空調が効いていて快適!バスケットボール、バレーボール、テニス、バドミントン、様々な競技で使われるラインがたくさん、多少見にくさはあるがそれでもプレーに支障はないだろう、誰もがそう思った。
前節の蹴球狂戦で負傷退場した木下選手兼監督は大事を取り監督に専念。か、監督、ま、まさかそれを着て指揮を執るおつもりじゃ、、、
この日のスタメンはこの5人。前節、絶不調だった本多を起用。
キックオフ早々、鯰江が1on1を仕掛ける。
しかしあっけなく取られ、ベンチは大爆笑、そして本人もこの表情。
ダウポンチダービーということで、株式会社ZOTTの代表、清野氏が訪れ、相手は否が応でも気合いが入らざるを得ない。立ち上がりから出足の早いプレスと激しいボディコンタクトで攻撃の糸口がつかめない。
それでも土屋が右サイドを個で打開して巧みに折り返すと、ゴール前中央でボールを受けた鯰江がフリーでシュートを放つが相手キーパーの守備範囲内、絶好の先制機を逃す。
その後お互い決定的なチャンスは作り出すもゴールネットを揺らすことはできず。
どちらに転ぶかわからない展開の中、前半残り8分、キーパー林が大失態を犯す。
相手のシュートをキャッチしたボールを持って歩き始めると、紛らわしい線がたくさんあったからなのか?それとも天然か?ペナルティーエリアラインを超えている、、、
横で見ていたベンチメンバー全員がやっちまったーと思った瞬間、前線にスロー。当然ハンドを取られ、一転大ピンチに。
このFKを直接ズドンと決められ先制される。
元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、FKの壁役で顔をそむけた選手に「根性なし」と激怒したらしいけど、至近距離で思いっきり打たれたら本能的に避けるのは致し方ない。
残念ながらサンパチオには石崎くん並みのガッツは持ち合わせていなかったようだ。
失点直後、中盤でボールを奪った鯰江が飯野にボールを一度預け、折り返したボールに鯰江が飛び込むも体重増の影響が出たか、わずかに届かず。
期待の新戦力・田中が ドリブル突破から再三チャンスを作るものの得点に至らず。新戦力ながら完全にチームの攻撃を牽引。
チャンスをモノにできないでいると、前半残り2分、右サイドをドリブルで突破されシュート、キーパー林が弾くもこぼれた所を押し込まれ、前半を2点ビハインドで折り返す。
後半開始早々、高い位置でボールを奪い点を取りにいこうとするが、これが裏目に出る。前プレが中途半端になってしまったところをきれいに崩され、痛い追加点を奪われてしまい、ゲームの流れを引き寄せることができない。
頼りのエース土屋は元チームメイトに封じられ、この悪い流れを断ち切ることができない。
完封負けだけは避けたいと、とにかく1点を取りに前掛かりになったところをカウンターから追加点を献上し、点差を4点に広げられてしまう。
このまま無得点で終わる雰囲気だったが、残り1分、ゴールをようやくこじ開ける。
右サイドを田中が宿村とのワンツーで抜け出し、ファーにライナー性のボールにいれる、それに土屋が上手く合わせ1点を返す。ゴラッソ!!昨シーズンのサンパチオ得点王が5試合目にしてようやく今シーズン初ゴールを記録!
直後、ハーフウェイ付近で土屋がボールを奪い、そのままドリブルで駆け上がりキーパーと1対1、しかしシュートは枠の外へ。
こうなると完全にイケイケ状態。
右サイドを突破した土屋がさっきのお返しと言わんばかりのパスをゴール前に走り込む田中へ、そのパスに滑り込むような形で押し込み、終了間際に意地の2点を返すも、時すでに遅し。
都リーグで初めて実現したダウポンチダービーは2-4で完敗。
一部初勝利をプレゼントしてしまいました。。
試合後はお互いの健闘を讃え合い両チームで記念撮影。
その後はもちろん焼肉で反省会!どこか表情が冴えない気がしますが、負けてもビールの味は別に変わることはなく、いつでも美味いようです、笑。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】、静岡県在住@aki281120さん
東京都1部第5節結果
都リーグ:第5節試合結果(vs SANPACHIO)
【都リーグ暫定順位表】 第5節終了時
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 試合数 | 得失点 |
1位 | ペスカドーラ町田アスピランチ | 12 | 4 | 14 |
2位 | フウガドールすみだバッファローズ | 10 | 4 | 13 |
3位 | 美少年倶楽部 | 9 | 3 | 8 |
4位 | CAMISA | 9 | 4 | -3 |
5位 | SANPACHIO FUTSAL CLUB | 7 | 5 | -3 |
6位 | 情熱ロンリネス | 6 | 5 | 0 |
7位 | ZOTT WASEDA RAIZ | 4 | 3 | 1 |
8位 | 蹴球狂の詩 | 4 | 5 | -4 |
9位 | 世田谷フットサル | 3 | 3 | -3 |
10位 | BANFF TOKYO | 3 | 5 | -5 |
11位 | 不動前 | 3 | 4 | -8 |
12位 | DIVERTIDO八王子 | 0 | 3 | -8 |
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