【東京都フットサルリーグ1部 第7節】
2016年7月23日(土)立川泉体育館
サンパチオフットサルクラブ 3-2 不動前
<得点>
小出、紅谷、飯塚
東京都フットサル1部リーグも中盤戦となる今節の対戦相手は、BRBの関東二部昇格によって奇跡の一部残留を果たした不動前との一戦。
相変わらず試合前はリラックスモード。立川泉体育館のアップゾーンの壁際にあるこの物体は一体なんなのかわからないですが、試合を観戦するにはちょうどいい高さのようです。
試合前のスタメン発表、名前を呼ばれた選手はハイタッチが恒例の儀式。サンパチオのスタメンは誰が名を連ねるかは試合当日の監督の気分次第。時に、監督にワイロ的なものや、ヨイショすると、スタメンの座を得る事もあるんだとか。
都リーグではマネージャーミーティング前にどの色のユニフォームを着るか、なんとなく決めておくのがお馴染みの光景、しかしこの日はいつもと違い、相手チームの監督さんから「青はあまり勝率よくないんでしょ?知ってるよ!是非青着てよ!で、うちに勝たせてよ(笑)」なんていうリクエストを頂いてしまったので、悩むフリをして快く承諾!久しぶりに青ユニで試合に臨むことに。
スタメンはこの5人。土屋は4試合連続スタメン!監督からの信頼が厚いのか、それとも贈り物か何か、、、
今季2回目のスタメンとなった平松は少々緊張気味。その平松の母親が観戦に訪れ、天然?それとも狙ったのか?相手チームの横断幕の後ろに陣取るという面白さを発揮する中、キックオフ!!
この日は梅雨はまだ明けておらず、気温はそれほど高くないが、やはり空調の効いていない体育館は暑い。木下監督は、”後半勝負、前半は抑え気味でのらりくらりとした戦い方”を選択。
前半序盤に先制を許してしまう悪い癖は影をひそめ、10分過ぎまでこう着状態が続く。
そんな中、飯野と本多のダブルピヴォでチャンスを作る。
が、一転、最大のピンチに。
ボールをキープする本多と走り込んだ木下との呼吸が合わず、パスが流れてしまい、逆カウンターになりそうな場面、キーパー林がドイツ代表ノイアー張りに果敢に飛び出してピンチ防ぐファインプレー!!!
迎えた前半14分、大学の試験勉強に疲れてきっと脳がヘトヘトだったんでしょう、ピヴォに当てられたところを田中が簡単に振り向かれ、先制される。
リズムを変えるため、杉村、飯塚、小出、飯野のセットに変える。このセットを見てベンチで紅谷が一言、「あ、オレ、左利きセットから漏れた、、」と。
その直後、小出が杉村とのワンツーでうまく交わしキーパーと1対1、キーパーが前に出てきたところ、至近距離から思いっきりシュートするもキーパーに阻まれ得点ならず。
チャンスはすぐに訪れ、右サイド前線でボールを奪った小出が思いっきりシュート、これがゴール左サイドネットに突き刺さり同点に追いつく!!前半は1-1で終える。
後半、先に点を取って主導権を握りたかったが、3分、ゴール前混戦、相手のシュートが味方がブラインドになりキーパー林がトンネル、際どいタイミングでボールをかき出したようには見えなかったが一応アピール、判定はゴール、2-1と勝ち越される。
この日紅谷を除いた左利き3人+小出セットが調子が良い。幾度とチャンスを作るが、相手キーパーに阻まれ得点ならず。
後半10分を過ぎ、暑さの中もあるのか、前半飛ばし過ぎたのか、相手の足が止まり始めた気がする。
相手ゴール前で田中と木下が囲んでボールを奪う。
田中はゴール前に待ち構える木下にはパスをせず、無理やりシュートにいくも相手キーパーの素早い反応で得点ならず。たらればはないが鯰江なら100%、いや120%パスを選択にしたに違いない。田中は惜しくもアシストのボーナスポイント10を逃してしまい、おまけにイエローカードももらう。
残り5分で1-2の1点のビハインドの状況、タイミング良く相手がタイムアウトをとってくれる。タイムアウト直後、なぜか相手は前プレ、それを上手く交わし、土屋がファーへパス、そこに走り込んでいたのは足の遅さはチームでも上位の紅谷、追いつくか?追いつくのか?追いついた!!紅谷はポストに激突しながらも押し込み、同点に追いつく!!
勝ち越しを目指して攻勢に出る。左利きセットを外され奮起したのか、左サイド紅谷が粘って粘って突破し、中に折り返すもあわず。
同点のまま終わるかと思われた終了間際の後半19分、左サイドキックインからの飯塚の強烈なチョンドンが決まり逆転!!!!ボールボーイの方も思わずニンマリ?
最後は気持ちで守り切り、逆転勝ちというビールが最高に旨い勝ち方で今シーズン3勝目!!
これで3勝2敗1分の勝ち点10。残留まであと1勝でしょうか。
試合後はもちろん焼肉で祝勝会!!のはずが、大人数入れる焼肉屋が立川にはなく、、普通の居酒屋で祝杯!!逆転勝利の余韻に浸りつつ、皆で飲むビールは格別に美味かったです。
前節6/4のZOTT WASEDA RAIZ戦以来、およそ1ヶ月半ぶりの公式戦ということで試合勘が鈍っていないか、普通のチームであればやや心配な点であろうが、好不調が不規則すぎるサンパチオにとって試合勘云々は関係ないことが証明された。
ただ、作戦が功を奏したのかは未だ謎。
写真提供:東京都フットサル情報サイト【FutsalStyle】
【都リーグ暫定順位表】 第7節終了時
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 試合数 | 得失点 |
1位 | ペスカドーラ町田アスピランチ | 18 | 6 | 22 |
2位 | フウガドールすみだバッファローズ | 13 | 5 | 17 |
3位 | 美少年倶楽部 | 12 | 5 | 8 |
4位 | CAMISA | 12 | 6 | -6 |
5位 | SANPACHIO FUTSAL CLUB | 10 | 6 | -2 |
6位 | ZOTT WASEDA RAIZ | 7 | 5 | -2 |
7位 | 蹴球狂の詩 | 7 | 7 | -2 |
8位 | 世田谷フットサル | 6 | 4 | 0 |
9位 | 情熱ロンリネス | 6 | 6 | -1 |
10位 | 不動前 | 3 | 5 | -9 |
11位 | BANFF TOKYO | 3 | 6 | -11 |
12位 | DIVERTIDO八王子 | 0 | 5 | -14 |
ブラジル発のフットサルブランドダウポンチ(DalPonte)日本を始めとする世界20カ国以上に輸出販売を行っており世界中のファンを魅了し続けている。